ナイアルの徒然 武装神姫BATTLE MASTERS Mk2 ジャスティスシナリオの感想 忍者ブログ
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ない
以上

感想がないんじゃなくてシナリオがない。

いやまあ、ある意味後半(Mk2部分)は彼女のシナリオともいえるのだけど。

以前も書いたが、「拾った神姫」「記憶喪失」「交流の中で取り戻す感情と絆」「取り戻したが故の『旧マスター』との間での葛藤」と、フブキシナリオとどっかぶり。

ご丁寧に、「旧マスターを『父』と呼ぶ」「旧マスターは故人の面影を神姫に見ている」という感情的なコアまでおんなじ。
(フブキは旧マスターのなくなった娘さん代わり、ジャスティスは共同制作者であった妻の形見)
「『奇跡』を起こすのが、故人の遺志がこもったペンダント」ってとこまで同じと来ては、どーしたもんだか。

両者の差は、最終的に「自分と現マスターである主人公との間の絆」を信じられるか、旧マスターの死を乗り越えられるか。

結局、一度もライドオンできなかった(正規のマスターになってないから当然)ジャスティスは、旧マスターに殉じるというバッドエンドなわけだが。


死の間際に旧マスターはジャスティスをも含めて未来を主人公に託す。
また、シナリオギミック的にジャスティスの記憶や感情は「バックアップ」されている。
そして、自分の神姫との絆を高め最終戦に全勝した(二戦目は負けイベントとして設定されているが、これに勝つ)ご褒美として、「ジャスティス型のレプリカ」が発売されることになる。

……言いたいことはわかるな?


「ジャスティス型の話」は、この「レプリカに絆が取り戻される」ところ(擬似的な転生幸福END)まで描いてこそ、完結するのではないか。
「おかえりなさい」のあいさつやケーキ、散歩のイベント。
本編の「絆」イベントをなぞって、そこから今度は「正規のマスター」としての主人公との絆をはぐくむ、そういう展開があってこそ悲痛なENDが生きてくるんじゃないだろうか。

上にもある通り、「そのための仕掛け」は作中できちんと用意されている。
フブキ型のラストのように奇跡に頼る必要すらない。
なんでそれを使わずに尻切れトンボにしてしまうのかと。



フブキシナリオの感想で書いたのと裏返しで、「ジャスティス型のハッピーエンド」をフブキの方に仮託しているという考え方もあるにはあるんだが、もったいないと言わざるを得ない。


(あとやっぱり、最後のギミックからしても、関係者にハカセさんも入れてればもうちょっとフブキシナリオを補完できたんじゃないかね)
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